【簡単】肌ターンオーバーの促進方法の秘密

肌荒れやニキビ、シミやくすみ……

なんか肌がおかしい?と感じるのは、確かにターンオーバーの乱れが原因です。

でも、世間一般で言われているターンオーバー促進方法ってそもそも大間違いなんです。

そもそも、ターンオーバーを促進させるなんて普通は不可能。できても肌は余計に汚くなるんです。

実はターンオーバーの「促進」が大間違いな理由

ターンオーバーは正常化させることしかできない

ターンオーバーというのは、表皮細胞の誕生から角質となり垢として剥がれるまでのサイクルです。肌の新陳代謝ですね。

この周期はベースが決まっています。

20代で30日。30代で40日。40代で45日くらいとされています。基本はこの周期(実は違いはないという説もあります)。

基本的には、この周期を前後すると肌は汚くなります。早くてもダメなんです。

例えば40代相応の肌を作る力しかないのに、20代の30日ペースにしてしまうと未熟な肌細胞だらけになって肌荒れ、皮むけが起きるからです。

つまり、ターンオーバーの促進というのは、正常にする。整えるのが正しいのであって、基本周期より促進させるのは逆効果なんです。

ある薬を使えば強制的に早くできるけど真っ赤になる

実はターンオーバーを強制的に早くできる薬があります。

シミ治療に使われるトレチノインです。これは化粧品では配合できず、美容皮膚科での処方になります(一応個人輸入も可能ですが)。

シミを消すのにトレチノインが有効とされるのは、ある意味ターンオーバーを無理やり加速させるからです。シミは表皮の底、もしくは真皮層という深い位置に引っかかっているメラニンの塊です。だからトレチノインでターンオーバーを強制加速させることで、シミ部分を浮き上がらせることができます。

ただ塗布すると赤くなったり、角質がボロボロと落ちる落屑になることがよくあります。シミを消すための一時的なものだから大丈夫なわけで、とても肌荒れやキメが粗いからといった理由で使えるものじゃないんです。もしそんなことに使えば、肌はもっとひどく荒れてしまうでしょう。

あなたはどっち?ターンオーバーが早い?遅い?

皮むけ・粉吹き・ビニール肌は早い

ターンオーバーは実際に早くなるということはありません。事実上、早くなっているように見えるだけです。

例えば乾燥肌の皮むけや粉吹き肌です。

これは角質が乾いて落屑する症状です。本来はもう少し肌にとどまるべき角質が、予定より早く剥がれている状態。つまりターンオーバー周期が早くなっている状態ですよね。

そして肌は代わりの角質を補おうとします。そのため、本来は最低2週間以上かけて成長していく表皮細胞が、急ピッチで肌上面に押し上げられます。人間で言うと学力がない子どもの飛び級みたいなものです。だから未熟な角質ばかりになり、当然剥がれやすいため落屑が止まりません。

こんな人は事実上、ターンオーバーが早くなりすぎているため、促進ではなくてある意味遅くするケアが必要になります。

また、未熟な状態で角質が作り続けられると、キメが粗くなり肌表面が薄くなります。いわゆるビニール肌になりやすく、テカリや化粧ノリが悪くなるなどの弊害が出ます。

大人ニキビ・乾燥小じわ・くすみ・シミ等は遅い

ほとんどの肌トラブルや悩みは、ターンオーバーが遅いことにより発症したり悪化します。

だからターンオーバーを促進させるという考え自体は間違っていません。遅いペースを早くさせることに違いはありませんからね。

なぜターンオーバーが遅くなるとこういった肌悩みになるのか?

大人ニキビは思春期ニキビと違い、過剰な皮脂は関係ありません。ターンオーバーが遅れることで毛穴周辺に角質が溜まり、毛穴が塞がれたり、柔軟性を失い皮脂が毛穴に停滞するためです。

乾燥小じわは乾燥した角質が堆積することで、角質層の柔軟性が失われてシワが寄るためです。

くすみはく古い角質が溜まることで、セロファンテープを何枚も重ねたのと同じように、透き通る透明感を失うからです。

シミも同じメカニズム。ターンオーバーが遅くなることで余計なメラニンの排出ができなくなり沈殿するからです。

綺麗な肌でトラブルがない状態を目指すには、基本的にターンオーバーを促進させるケアが必要になるというわけです。

遅くても早くてもなるのが肌荒れ・粗いキメ

ターンオーバーが速すぎても遅すぎても発症するのが肌荒れです。

速すぎると肌のバリア機能が落ちてしまうのと、肌常在菌バランスが崩れることで黄色ブドウ球菌に感染しやすいなど、常に刺激を受けやすく炎症を起こしやすいからです。

遅すぎると今度は大人ニキビが起きやすくなります。また、遅いけど角質が薄い人もいます。ターンオーバーがうまくいっていないからです。こんな人は落屑がなくてもバリア機能が弱いため、簡単に肌荒れしがちです。

同時にキメも粗くなります。ターンオーバーが早すぎる場合は未熟な角質だらけになり、遅い場合は古い角質が溜まるためキメが隠れてしまいます。どちらにしても透明感を失って、変なテカリばかりが残る肌になります。

遅くする・促進させる方法の前に知っておこう

対策方法の前にターンオーバーの仕組みについて知っておきましょう。

ターンオーバーとは表皮細胞の入れ替わりのことです。このサイクルのスタートとゴールは知っていますか?

スタートはコラーゲンなどがある真皮層の上面にある基底層で、表皮細胞が生まれるのがスタート。

ゴールは、表皮細胞が成長しながら上層に上がっていき、角質細胞になって最終的に垢になり剥がれるのがゴール。

このサイクルの一番きっかけとなる部分、つなぎ目はどこか?というと……

「角質が剥がれる」

ことなんです。

角質が剥がれることで新しい表皮細胞が生まれます。

ターンオーバーが遅い人は、角質が順調に剥がれていないから新しい表皮細胞が作られづらく、全ての表皮細胞が入れ替わるまでの時間、つまりターンオーバー期間が長くなる。

ターンオーバーが早い人は、角質が早く剥がれすぎているから新しい表皮細胞が早く作られすぎて、入れ替わりまでの時間、ターンオーバー期間が短くなっているんです。

ターンオーバーの改善、促進どれをとってみても、キーワードは「角質が剥がれる」こと。だからターンオーバーケアはここに着目すればいいだけなんです。

ターンオーバーが早い!早すぎる人の対策方法

【注意】アトピーなど皮膚病の可能性もある

角質が溜まってしまうこと自体は珍しくありません。しかし角質が勝手に剥けてしまうのは異常なことです。

ただの乾燥ならいいのですが、落屑は皮膚病やアレルギートラブルの可能性が大いにあります。

アトピーはもちろん、脂漏性皮膚炎などがあります。レアなケースですが魚鱗癬という難病もあります。

判断基準は素人では分かりません。ただ少なくとも赤くなっている、白く濁っている場合はただのターンオーバー不良とは考えられません。素直に皮膚科医に診てもらう話ですね。

洗顔・クレンジングをかなり控える

皮むけや粉吹き原因の多くは洗顔・クレンジングのやり過ぎです。

そんなに洗ってないよ?気をつけているよ?

と反論する人が多いでしょう。でも皮膚科学的に見たら、特に女性は洗いすぎの人ばかりなんです。

皮むけや粉吹きが起きるのは細胞間脂質が大幅に不足している宝です。角質細胞をつなぎとめているのはセラミドなどの細胞間脂質。これは油脂なので洗顔などで落ちてしまいます。

剥がれかけの角質を剥がさないようにする

ターンオーバーの仕組みで重要となるのが、「角質が剥がれ落ちる」ことです。

肌はターンオーバーにより古いものが剥がれ、新しいものが生まれるのを繰り返しています。そのスタートが古い角質が剥がれることです。

皮むけ・粉吹きでは予定より早く角質が剥がれます。そのため、なるべく剥がさないようにしないと、次々新しい表皮細胞が生まれ、未熟な状態で角質細胞になります。

見た目で気になるからと剥がれかけの角質をめくってしまうと、またターンオーバーが早くなり肌がボロボロになっていきます。

ワセリンよりセラミドでケア

ターンオーバーが早いのを遅くするには、ターンオーバーのスタートとなる角質のめくれを止めることです。

肌が薄くなっていて弱い。となるとワセリンが第一候補なのですが、私としてはそれはあまりおすすめできません。肌に合うかどうか次第ですが、角質細胞をくっつけている細胞間脂質そのものを補うほうがいいですね。具体的にはセラミドです。

セラミドは皮膚科医も勧める保湿成分。角質が剥がれやすい肌には最適で、すぐに角質の剥がれが止まります。

また洗顔時に減ってしまうセラミド量を底上げできるため、洗顔後の角質浮きも防ぐことができます。

【補足」ディフェリンゲルでターンオーバーは遅くなるけど……

ニキビ治療薬として比較的新しく、効き目が抜群とされているのがディフェリンゲル。

この作用は、毛穴周辺の角質が作られるのを遅くするものです。つまりターンオーバーを遅くして、毛穴が詰まりにくくするものです。

ただニキビ治療のための一時的な使用でしか不可能です。もし顔全体で継続的に使用すると、今度は部分的にターンオーバーが遅くなりすぎたり、炎症を起こすなどトラブルが増えてしまうことになるでしょう。

ターンオーバーが遅い人の促進方法

ピーリングは相当ゴワゴワしている人のみ

ターンオーバー促進にピーリングが効くというのはよく聞きます。

でもピーリングは基本的にやるべきではありません。

ピーリングは確かに古い角質を簡単に取り除いてくれます。ただ、顔の角質が均一に分厚いわけじゃありません。部分的に薄いところもあります。ピーリングの酸はそういった薄い部分にもしっかりと作用します。なのでピーリングで一部肌が赤くなるトラブルが起きます。

赤くなるトラブルがなかったとしても、ピーリングに頼り続けるのか?という問題があります。

一度ピーリングでいい結果が出たら、肌悩みが気になる度にピーリングをしてしまうでしょう。でもピーリングはあくまで一時的なターンオーバー促進。角質が溜まってしまった原因が解決されていないので、一生ピーリング頼みになり、そのうち肌が薄くなってボロボロになるかもしれませんよ?

洗顔・クレンジングは関係ない!!

角質が溜まってしまうのがターンオーバー遅延の原因。だとすると洗顔・クレンジングでもっとしっかり洗うべきなのでは?と考えるでしょう。

しかしそれは全く関係ありません。

洗顔等で落とすべき角質は、普通に洗って十分に落ちます。それ以上やるとやり過ぎ。今度はターンオーバーが早くなるほうに傾きます。

全く洗顔していないのならダメでしょう。そんな人なら洗顔するべきです。

そして洗顔料やクレンジング種類も関係ありません。洗浄力が足りないなんてことはありえません。ぬるま湯でも十分なくらいなんですから。

肌水分量を維持する

ターンオーバーの正常化、促進方法ならこれしかありません。

肌水分量を高めて維持することです。

基本的にターンオーバーが遅い人はみんな乾燥肌です。

これはなぜなのか?

表皮細胞が最終的に角質細胞になり垢となって剥がれ落ちますが、角質細胞同士にくっついていられる粘着性はありません。

角質細胞同士を繋いでいるのがコルネオデスモソームというたんぱく質。

角質細胞としての役割を終える頃に、このコルネオデスモソームが分解酵素により破壊され、細胞間脂質によってのみ弱くくっついた状態になり、垢となって剥がれる準備がされます。

このコルネオデスモソームを分解する酵素は、肌内に十分な水分量がないとしっかり働きません。だから乾燥肌になると角質が剥がれにくくなり、結果的にターンオーバーが遅くなるんです。

ターンオーバーを促進させる秘訣「肌水分量」ケア

化粧水はあってもなくてもいい

角質を自然に剥がすために不可欠な肌水分量。だった化粧水でしょ!?となりそうですが、これがまた違うんです。

化粧水はいかにも肌水分を高めてくれそうですが、それって一時的な上に、ほとんど角質層に浸透していません。

さらに、浸透してもほとんどがすぐに蒸発します。肌水分は蒸発を繰り返すと脆くなります。さらに水分を溜め込む機能が落ちるため、化粧水頼みというのはナンセンス。

化粧水で保湿というのは90%以上が感覚の効果しかありません。

フタをしても肌水分量は維持できない

保湿したらフタが必要!

というわけで、主にオイルやオイルを含んだクリームが必須と言われています。

でもあまり関係ありません。

なぜなら皮脂自体にそこまでの水分蒸発抑制力はないからです。本当にフタができるのはワセリンをベタッと塗ったときくらいです。

セラミド又は類似成分で水分量をキープするだけ

乾燥肌で鈍ったターンオーバーの促進なら、セラミドを補っておけば十分です。セラミドならフタもいりません。セラミド自体が湿度0%でも水分を蒸発させない力を持っているからです。

もしくはセラミドに類似した成分でも構いません。

例えばリポソーム化された保湿成分。これはセラミドのように角質層に馴染みやすく、成分を徐々に解放するなど持続性に優れているからです。

ヒアルロン酸やコラーゲンは思っているより水分を維持しません。

実験上では水分維持に優れていますが、実際に試してみるとあまり持続しません。あくまで実験の上ではの話でしょう。

ただこの2つはピンキリが非常に激しいです。品質が高いものなら話は逆転します。

例えばコラーゲンなんか通常加熱されてバラバラになっています。もはやコラーゲンとは呼べないくらいの状態であり、コラーゲンの保湿力はスゴイ!という実験とはかけ離れた状態です。

なので生の非分解状態のコラーゲンだと保水力は別次元になります。でもその状態のコラーゲンコスメはほとんどありません。また冷蔵保存しないといけないという扱いにくさもあります。

しかし製品によっては界面活性剤が一切使われておらず、肌刺激、肌負担を考えると、界面活性剤が基本必須となるセラミドに比べて有利とも言えます。

セラミド(類似含む)ケア1ヶ月で実感

ターンオーバーが早すぎる人ならセラミドケア。これで角質のめくれが落ち着くはず。

ただ実際にそれでターンオーバーが正常化するわけじゃありません。あくまで環境や見た目を整えるだけ。

ターンオーバーが遅すぎる人も同じ。肌水分量を高めて維持できていても、ターンオーバーが急に促進されるわけじゃありません。

肌に限らず人の体は慣性の法則のように、それまで続いていた状態を継続する性質があります。そのため、ターンオーバーを整える環境が整っても、急にそれが改善されることはありません。

だから20代の人でも最低1ヶ月は経たないとターンオーバーケアの効果は判断できません。30代なら40日は様子見です。

また、寝不足やストレス過多があるとターンオーバーは乱れます。人によって結果の出方はまちまち。

ターンオーバーが促進されてるかな?落ち着いたかな?という判断は、スッピン肌のときの指ざわりで判断しましょう。今、まだターンオーバーがダメなときの感触を覚えておいてください。そして約1ヶ月後、手触りを確認。うまくいっていれば、以前よりザラザラした感触が細かくなっているはずです。それがキメの整った綺麗な肌の誕生です!

ターンオーバーが遅い人向け

ターンオーバーを整えるのに必要なのは肌水分量の維持。塗ったあとにみずみずしさを感じる保湿化粧品はダメ。それは角質の表側の水分量で、ターンオーバーにはほとんど関係ありません。

角質層の奥に大量の水分を運びつつ、表に何も残さないような製品がベスト。たっぷりの潤いでもべたつかず、見た目の水分テカリもないからです。

違いにビックリ ニッピ スキンケアクリームナノアルファ

本物のコラーゲン+界面活性剤不使用

いくつかある生コラーゲン化粧品の中でも、コラーゲントップブランドの自社製造で高品質。コラーゲンの本当の良さがターンオーバーケアにぴったりです。

コラーゲン化粧品の大半はイマイチです。それはコラーゲンとは呼べないくらいバラバラのものだから。ニッピは食べるコラーゲンや医療用でトップブランド。コラーゲンの保水力を引き出す状態で化粧品化。界面活性剤不使用だから角質を痛めずに潤いだけをアップし持続。

ターンオーバーがダメな人ほど、このコラーゲンゲルが吸い込まれて一瞬でなくなります。それが伸びるようになってきたらターンオーバーケアがうまくいっているというサインです。

ターンオーバーが早い人向け

皮むけ、粉吹きなどで角質が早く剥がれがちなら、とりあえず接着剤となるセラミドを補って潤い維持。

白くカサカサした感じも落ち着き、見た目も分からなくなるので重宝しますよ。

保湿だけじゃない DECENCIA アヤナス

敏感肌専門ブランド+4倍セラミド+弱った肌も可能な美容対策

乾燥で敏感肌。使える化粧品が限られている。でも保湿だけじゃ肌悩みは消えない。そんな八方塞がりな人から、普段のターンオーバーケアまで幅広く使われている人気コスメ。

セラミドらしいしっかりした保水力と、適度にハリ感が戻ってくる感じがあります。おそらく、皮むけするほどのターンオーバー不良の人が試せる美容対策の限界がコレ。刺激性を考慮しつつこれからの美容対策もできるのは他には見つかりません。

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